レッドブルの成功から学ぶ、一貫したコンセプトの重要性

どうも、ぶっちーです。

 

今回はレッドブルのビジネスについて
分析したいと思います。

 

レッドブルって世界で79億本も売れていて(2020年の業績)、
しかもそれがレッドブルというたった一つの商品での業績です。

 

僕はレッドブルはほとんど飲まないんですが、
それでもその異常な業績に
ビジネスをする側の人間としても興味を持ちました。

 

 

で、レッドブルってもともとは
リポDを真似して作った商品だって知ってました?

 

なのに、片やレッドブルは世界で79億本を年間で売り上げ、
片やリポDは年間で8億本の売り上げ。
(しかもリポDは右肩下がりなんだそう)

 

この違いを分けてるのが
今回話す一貫したコンセプトです。

 

 

個人のビジネスでも大事な学びがあったので、
今回はシェアしていきますね。

 

 

レッドブルの一貫したコンセプト

 

レッドブルが成功したのは
一貫したコンセプトによるもの軽く話しました。

 

その成功を「コンセプト」「一貫性」の
2つに分解して解説していきますね。

 

①コンセプト

 

まずコンセプトなんですが、
レッドブルでは

 

「エキサイティングな体験を提供する」

 

というのをコンセプトにしています。

 

 

「レッドブル、翼を授ける」

 

というフレーズのCMは有名ですよね。

 

 

 

レッドブルを飲むことで

 

「元気が出る」
「軽やかになれる」

 

というイメージがあると思いますが、
それが要はエキサイティングな体験を
ユーザーに提供してるわけです。

 

 

「何となく元気が欲しいな」

 

そんな時にコンビニなどで
レッドブルについ手を伸ばしてしまう。

 

それはレッドブルの

「エキサイティングな体験を提供する」

というコンセプトが浸透してるからなんですね。

 

 

で、レッドブルは最初にドリンクで成功したわけですが、
次に参入したのがスポーツの分野です。

 

ここでも

 

「エキサイティングな体験を提供する」

 

というコンセプトで活動しています。

 

・F1
・サッカー
・スノーボード
・etc…

 

レッドブルって実は100以上のスポーツに参入していて、
そのすべてで

 

「エキサイティングな体験を提供する」

 

というコンセプトを貫いています。

 

 

するとどうなるか?

 

レッドブルのイメージがどんどん浸透していき、
ドリンクとスポーツのビジネスがどんどん拡大していきます。

 

ドリンクを飲んで元気になる
→スポーツも観戦して元気になる
→スポンサーであるレッドブルがさらに浸透する
→レッドブルがさらに売れる
→売り上げの一部をスポーツに再投資する
→ファンが増えたり、グッズが売れてレッドブルがさらに浸透する
→レッドブルがさらに売れる
→売り上げの一部をスポーツに再投資する
→・・・

 

実はレッドブルってひたすら
この繰り返しで大きくなった企業なんです。

 

エキサイティングな体験を
ドリンクとスポーツによって提供し、
レッドブルのイメージを浸透させる。

 

ドリンクが売れたら売り上げの一部を
スポーツに再投資する。

 

そうすることでレッドブルのイメージを浸透させ、
売り上げも拡大していきました。

 

これも結局は

 

「エキサイティングな体験を提供する」

 

というコンセプトが
ドリンクやスポーツのすべてで共通してたからです。

 

②一貫性

 

あと大事なのが一貫性。

 

レッドブルは

 

「エキサイティングな体験を提供する」

 

というコンセプトを一貫していて、
一貫性からズレるようなことはしていなんですね。

 

 

なので例えばですが、
レッドブルが受験のジャンルに
スポンサーとして出資してたらどう思いますか?

 

なんかイメージとズレてて違和感しかないですよね。

 

これは極端な例かもしれませんが、
一貫性からズレたことをしてしまうと
ファンは離れていってしまいます。

 

 

もちろんいろんな分野に進出すれば
認知は広まりますよ。

 

ソフトバンクとか楽天などは

 

・プロ野球
・サッカー
・電話業界
・クレジットカード業界
・ネット回線

 

など、いろんな分野に進出して
業績を伸ばしてるのも事実です。

 

ただ、一貫性という点では
レッドブルには敵わないのかなと。

 

 

ちなみにレッドブルは
格闘技には基本的に参入していません。

 

格闘技は確かに
エキサイティングな体験な気もします。

 

ただ、暴力的なイメージが伴う格闘技は、
レッドブルのコンセプトとは
ズレるということなんでしょうね。

 

レッドブルは格闘技とは線引きをしています。

 

 

それくらいコンセプトの一貫性を重視してるから、
ここまでイメージが浸透したのでしょう。

 

個人のビジネスでもコンセプトと一貫性は大事

 

で、これまで話した内容は
個人のビジネスでも同じです。

 

個人のビジネスでも一貫したコンセプトが
大事になってきます。

 

①コンセプト

 

コンセプトとは簡単に言うと、
一言でイメージが伝わる提供価値のこと。

 

レッドブルの場合は

「エキサイティングな体験を提供する」

でしたね。

 

ほかにも

 

・聞き流す英会話教材(スピードラーニング)
1000曲をポケットに(iPod)

 

といった感じで、
一言でわかりやすいと思います。

 

 

僕の場合ですと、

「自由なお金持ち」

というのをメルマガのコンセプトにしています。

 

コンセプトを決めることで
読者さんも

 

「この人についていけばこうなれる」

 

とういのが明確になります。

 

そして、発信する側も
コンセプトが決まることで
そのコンセプトに沿って発信すればいいので、
明確な発信の軸ができます。

 

ブレない発信ができるので、
コンセプトって大事なんですね。

 

コンセプトは抽象的な言葉になる

 

ちなみにちょっと上級の話ですが、
コンセプトは抽象的な言葉になったりします。

 

さっきの「自由なお金持ち」もそうですし、
レッドブルの「エキサイティングな体験を提供する」もそうです。

 

ふんわりした言葉ですよね。

 

 

ただ、ふんわりと抽象的であることが大事で、
なぜかと言うと、抽象的なもののほうが
ビジネスが拡大するからです。

 

例えばレッドブルの場合だと
「エキサイティングな体験を提供する」
という抽象的なコンセプトの中に

 

・ドリンク
・F1
・サッカー
・スノーボード
・他のエクストリームスポーツ

 

など、具体的なものが含まれるわけです。

 

逆にレッドブルが

 

「サッカーでエキサイティングな体験を提供します」

 

だったら、サッカーという市場でしか
レッドブルを広められないわけです。

 

だから、抽象的な言葉が大事なんですね。

 

 

僕の「自由なお金持ち」というコンセプトもそうです。

 

仮にコンセプトが

「ツイッターで月3万円稼ぎましょう」

だったら、
その方法しか教えることができないんですね。

 

それだと、他の商品も紹介できなくて
ビジネスの幅が広がらないんです。

 

だから、コンセプトは抽象的な言葉に
なるってことなんです。

 

②一貫性

 

あと個人のビジネスでは一貫性も大事です。

 

一貫した発信をするからこそ
ファンもついてきます。

 

 

でも、けっこうネットビジネス界隈を見ると、
一貫性からズレた発信をしている人が多いです。

 

「ブログが稼げます」

 

と言ってたのかと思えば、

 

「ブログなんてオワコンです」
「いまの時代はYouTubeです」

 

とか、

 

「いまは仮想通貨がアツいです」
「動画編集がいいですよ」
「プログラミングがいいですよ」

 

とコロコロと意見を変える人とか。

 

 

これやっちゃうとファンも
どんどん離れていきます。

 

 

だから僕も一貫性は意識しています。

 

たまに

 

「投資案件を紹介してもらえませんか?」

 

と企業から問い合わせをいただくんですが、
すべて断るようにしてます。

 

それは一貫性がズレるからです。

 

 

僕は投資をおすすめしてなくて、
それは資金が必要でリスクもあるからです。

 

僕は基本的にサラリーマン向けに
リスクが低いネットビジネスをおすすめしてます。

 

なのにいきなり

 

「投資がアツいので投資しましょう」

 

とか言ったら、一貫性からズレて
ファンが離れていってしまうんですね。

 

 

短期的な利益のために
長期的なお客さんを逃してしまう。

 

それはやっちゃダメなので、
僕は投資案件は紹介していません。

 

まとめ

 

てことで、今回の内容をまとめると

 

「ビジネスでは一貫したコンセプトが大事」

 

ということです。

 

個人のビジネスにも活かせる大事な考え方なので、
もしビジネスをやる際は意識してみてくださいね。

 

 

ちなみに今回の内容は動画でも撮りました。

 

 

 

今回の記事では話さなかった
踏み込んだ内容も話していますので、
よかったら観てください。

 

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